妊娠治療を受けられる前に

 

ネット社会の現代では沢山の情報が氾濫していますが、専門家以外の方が正しい情報と誤った情報の区別をすることは困難です。特に生殖医療(不妊症・不育症)の分野では、噂話や迷信のような根拠のない情報が広く出回っているのが現状です。以下に示す内容は、世間の常識と実際のギャップを示しています。

各項目は、松林秀彦のブログへリンクします。

タイミング治療で妊娠を目指す場合の注意点

「排卵日の性交が最も妊娠の確率が高い」は正しくありません。 排卵日の前日と前々日の性交が最も妊娠の確率が高いんです。なんと排卵日の4倍です。一般の方はおそらく全員、多くの産婦人科専門医も「排卵日の性交が最も妊娠の確率が高い」と信じています。きちんとしたデータがなかったので、イメージでそう思い込んでいたわけです。

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どの治療でも妊娠を目指す場合には性交を頻繁に!

「排卵後の性交は意味がない」は正しくありません。確かに精子は必要ありませんが、精液への暴露により免疫寛容となり着床が促進される可能性が指摘されています。排卵期に限らずいつでも性交を行っているカップルで妊娠率が高いという報告もあります。

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可能な限り毎日射精を!

「精子は、ためた方がよい」は正しくありません。WHOのガイドラインでは精液検査に際しての禁欲期間を2~7日にするという記載をしています。このため、一般には数日の禁欲期間(精子をためる期間)を設けて、精液を提出していただくように指導していることが多いようです。しかし、「妊娠するために最適な精子が得られるには禁欲期間が何日か」については、検査とは別問題になります。

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20代の女性の場合、1年間妊娠しなければ生殖医療専門医の受診を!

「20代の女性の不妊治療は簡単」は正しくありません。卵子の老化現象が少ないため、本来妊娠しやすい年齢であるにもかかわらず、妊娠できていない状態です。このような場合に、無精子症や卵管閉塞などの決定的な異常が見つかることがしばしばあります。「若いから大丈夫」「2年たってからいらっしゃい」など安易に言われることが少なくありませんが、このために妊娠の機会を失うことがあってはいけません。

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第2子を考えておられる方は、なるべく早めに授乳を切り上げましょう

「1人出産したから、2人目は簡単に妊娠できるだろうと巷では思われていますが、「第2子希望の不妊治療は簡単」は、正しくありません。なぜなら、第1子の時よりも歳をとっているからです。その間にも卵子の老化は進行します。ですから、一般的には第1子の時と同じ治療かそれ以上の治療が必要になります。その場合のキーポイントは「出産後の授乳をいつまでするか」です。

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タバコは男女とも妊娠率低下につながります

喫煙の妊娠への影響について、米国生殖医学会(ASRM)からオフィシャルコメントが出されています。喫煙は様々な健康への悪影響があり、肺がん、呼吸器疾患、心疾患のリスクを高めることはよく知られていますが、妊娠に関してはあまり知られていません。喫煙により、不妊症、流産、子宮外妊娠、早発閉経、骨粗鬆症のリスクが増加します。

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基礎体温は無理してつけなくとも構いません

基礎体温から得られる情報が少なく、基礎体温から排卵日を予測することも、振り返ってどこが排卵日だったか特定することもできません。また、必ずしも正確に計れませんし、基礎体温を毎日測定するという行為自体が「精神的ストレス」になり、妊娠を妨げる可能性があります。

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子宮後屈の方へ

生まれつき子宮後屈の方で妊娠を目指す場合には、ひとつだけ重要な注意点があります。

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不妊クリニック通院前にして欲しいこと

「子供が欲しいけどなかなかできない」という方に是非チャレンジして欲しいことがあります。

興味のある方で、できそうな方は、ぜひ試してみて下さい。

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